こども家庭福祉の観点から

能登地震で感じること。私は里親の経験からなので、里親家庭を中心に置きがちである。

しかし、大切なのは要保護児童への関心ではなく、生きづらさを感じている子どもたち全体への視点が必要なのだろう。衣食住の問題も大人ほどには声を上げにくい。虐待などもこうした局面だからこそ起きやすいはずだ。

社会的養護と言わず、社会的養育と言われているが、できるだけ広い範囲から子どもの置かれた状況を見ていきたいものだ。もちろん子どもが語ることが一番いいのだが、発信も受け取る側も大人の声を聴きがちだ。