児童相談所って? 2

児童相談所に相談に行った子どもが追い返された。児童相談所は誰のものか、という問題提起を前の書き込みでした。

昨日今日とFLECフォーラムがあった。コロナの影響ですべてオンライン。でもそうそうたるメンバーが発表をしてくれて、示唆に富むものだった。

奥山先生の発表の一言。児童相談所は子どもの権利侵害を見張るもの、という言い方に、そうだった、子どもか大人かではなくて、子どもの権利侵害がテーマだった、と思った。

まあ、そうだとしても、権利侵害を受けた子どもの訴えは重要なものだ。

児童相談所って?

スマホのニュースで瞬間的に見たので自信をもって紹介ができないのだが、東京のある児相が作った動画。子ども向けのものだった。

児童相談所って、児童の相談所だったとしたら、あまりにもメッセージ量が少ない。私のところの子どもは児童相談所自動販売機の区別がつかなかった。小学校に入る前だったが。

幾つかのニュースで、児相に子どもが相談に行ったら追い返された。虐待されているので児相に行ったら相談にのってくれず自殺した、などがある。

私が知っている幾つかの児相でも、子どもが相談に行ける場所ではない雰囲気。むしろ大人でも来てほしくないという隠れたメッセージがある。個人情報の塊のようになっている場所だから、というのである。土日には開いていないから、子どもたちも相談に行くには不便だ。

まあ、児童のことで大人が相談に行くところ、ということなのだろう。

しかし、子どもの権利条約児童福祉法では、子どもが権利の主体者ということになっている。

ぜひ子どもが相談できる児相になってほしいものだ。

里親の醍醐味

里親になりたいのだが、という、ありがたい人に会った。児相に電話をしたら、忙しいから相談などには応じられない、と冷たい返事だったという。相談にのるところからフォローしないと里親は増えないだろうにと思った。

そういう意味では、里親に増えてもらうには児相依存では難しいと思う。

ところで、里親になる方法については説明できるが、さて里親になっての苦労や喜びについては一人一人違う。子どもが来てみないと分からないものだ。

そこは、太っ腹で受け入れるしかない。

引っ越しのルール作り

施設が県外に引っ越すことはほとんどないが、里親の引っ越しは多い。

その場合のルールは県によってバラバラ。なんとか一つのルールにならないものか、と思う。

引っ越した場合、登録のための研修を一からやらないとダメという都道府県もある。いや、こちらの方が多い。国の制度のはずなのに。

予算の執行

里親手当が二人目も一人目と同じになるなど、今年度から措置費が代わるが、なんといまだに項目別の金額がいくらになるか、厚生労働省から通知が出ていないようだ。

コロナによる通知の遅れ以外に、地域の予算が計上されていないので国の予算が使えないでいる、ということもある。

国の予算には、そのまま100%使える予算と、都道府県が50%予算をつけないと使えないものがある。予算がついてもわずかな予算だと、その50%しか国の予算も使えない。

たとえば新しく予算化されたマッチングの経費など、都道府県の予算がついていない場合も多い。

他に、ショートスティ里親などの場合、国と都道府県以外に市町村の予算が計上されていないと使えない。

高校卒業後の大学や専門学校に進学する際、国が給付型の奨学金を充実させた。高校の教師からの手続きになるが、うちの高校はやっていないから、と断られたケースがある。

この場合など、子どもの将来に影響することなので、「うちの高校はやっていない」で済ませられることではないと思う。

サンタはいるの?

去年だったか、NHKラジオ放送第一のトーク番組でタレントが「サンタなんかいない」と言った後で放送がぷつりと切れた。その後、ご迷惑をおかけしました、というコメントが流れた。

いるとかいないとか、ではなく「見た人はいないがそれが証明にはならない」「この世のなかには愛や人への思いやりや、まごころがあるのとおなじように、サンタクロースもたしかにいるのです」と言ったアメリカの地方紙の記者。今日の朝日新聞夕刊が報じている。

はしながおじさん

足長おじさんならぬ「はしながおじさん」。児童養護施設で暮らす子どもに天然漆塗りの箸を贈るプロジェクトがあり、すでに1万膳が配られたという。

今日の朝日新聞夕刊に大きな記事になっているが、里親家庭の子どものことについては触れられていない。よい方に解釈すれば、里親家庭の子どもはもっと大事にされている、ということか。

ただ、勉強不足ということもある。要保護児童は施設にだけしかいない、というような。以前に、施設の子どもたちにランドセルをプレゼントする活動があって、「私たちにも」と里親会からセイバンにお願いしたことがあって、数年前から里親家庭の子どもたちにもランドセルをいただいている。今年は205個いただいている。競争の激しい業界で、ありがたいことだと思っている。