2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

映画『1640日の家族』試写会に行ってきた

「里親と息子の幸せな日々に、突然訪れたタイムリミット。彼らが選んだ未来とは――。フランスを涙で包んだ実話に基づく感動作」とチラシにある。「大切なのは、愛しすぎないこと」ともある。 赤ちゃんから養育してきた男の子が、実父と暮らすようにと言われて…

多胎育児

多胎育児の困難さに関心が集まっている。東京都内バス路線の大半で、主に双子が使う2人乗りベビーカーがたたまずに乗せることができるようになった。 東京以外ではどうなのだろう。 育児面での改善というのは、ほんとうにわずかずつ、だなあと感じざるを得な…

育児法

『自己肯定感ハラスメント』という本がある。スポーツドクター辻秀一さんの新書だが、養育で、褒めて自己肯定感を養おうとするが、それは逆に苦しめることになるという。褒める人に依存したり。まだきちんと読んだわけではないが、自己存在感を養うことが大…

子どもとの別れ

養育里親には別れがつきものである。子どもは実親の元に帰ることになる。短期間か長期にわたるのかはともかくとして。 預かっている間、子どもを愛することは大事で、子どもも愛着行動をする。 里親になる時の研修で、この辺の問題をしっかりやってほしいと…

映画『1640日の家族』が7月29日から公開される

フランスの映画、『1640日の家族』が7月29日から公開される。 生後18か月の赤ちゃんを預かった里親の家庭。実子と兄弟のように育つが、4年半後、実父から手元で育てたいとの申し出が。なんだか沖縄の一件に似た話のようだ。監督が子どもの頃に両親が里子を迎…

調査委員会の中間報告 沖縄の里親委託解除に児相の問題を指摘

沖縄で、生後2カ月から5年間養育してきた里親が、急に委託解除になるのはおかしいと指摘してきたが、外部有識者による調査委員会が作られ、このほど中間報告が出た。 それによると、県の福祉行政について「子どもを権利主体としたソーシャルワーク、組織マネ…

保護児童の奨学金

ある里親家庭の子どもが高校を卒業して上位校に進学するのに「文部科学省の奨学金が充実してきているよ」と教えてあげた。手続きは高校が対象児童に申し込み方法を教えて、申請を済ませたら、次からの手続きは高校が行う。ところが、高校の先生も忙しいのだ…

特別養子縁組を考える

数年前、ある研究会の打ち上げで厚労省の職員と話す機会があった。特別養子縁組の話になって、基本は民間事業者にお願いする、のだという。 いま、多くの事業者は、養子縁組希望の里親として登録し、行政の行う研修も受けてもらいたい、としている。 もちろ…

携帯型里親登録証を作る動き

今年3月に、厚生労働省から各自治体に、携帯型の里親登録証を作るように通知文が出た。さすがに厚労省だなと思ったのは、自治体に携帯型里親登録証を作る動きが出たことだ。 とくに多額の経費が必要なものではなく、その気になれば作れるもの。しかしなかな…