携帯型里親登録証を作る動き

今年3月に、厚生労働省から各自治体に、携帯型の里親登録証を作るように通知文が出た。さすがに厚労省だなと思ったのは、自治体に携帯型里親登録証を作る動きが出たことだ。

とくに多額の経費が必要なものではなく、その気になれば作れるもの。しかしなかなか重い腰を上げてはくれなかった。

里親の元に、登録証を作るから写真を送ってくれるように、という自治体が相次いでいる。唐突な依頼に驚いている里親もいるらしい。

近年、印鑑を必要としない書類がある。この登録証も必ずしも知事の印鑑は必要ないのかも知れない。しかしどうせ作ってくれるなら、知事の印鑑があった方がいい。重みの問題だけだけど。

それと、先行で実施している山梨県の担当者によれば、一回り小さくして、財布などに入るようにするといいと話していた。パッチワークしても銀行などのカードと同じにする方が使い勝手がいいというわけだ。

まだ動きのない都道府県では、里親会などから要望してはどうだろう。厚労省から通知が出た段階での要望なら聞いてくれる可能性は大きいだろう。