沖縄で、生後2カ月から5年間養育してきた里親が、急に委託解除になるのはおかしいと指摘してきたが、外部有識者による調査委員会が作られ、このほど中間報告が出た。
それによると、県の福祉行政について「子どもを権利主体としたソーシャルワーク、組織マネジメント、里親との対等的な信頼関係を構築する意識が欠如していた」としている。
まだ報道によるものだけだが、中間報告書をぜひ読んでみたいものだ。
多くの理不尽な対応を見てきたが、行政の考え方ありきで、子どもや里親の声をないがしろにしてきた。外部の視点が入ることで、この理不尽さがなくなるよう期待したい。