災害時のための家族会議の必要性

元旦からの能登地震には驚いた。地震津波が来てからでは間に合わない。専門家は、平時から、災害時のための家族会議を5分でもいいからやるべきという。

確かに、携帯が使えなくなったり、水や電気が使えなくなる影響は大きいと思う。とくに、日常困ることなく使っているものにならされていて、いざとなったときのために準備することは少ない。

里親家庭においては一層必要なことだろう。東日本大震災のときに、被災者の里親家庭から子どもを引き上げようとした児相に、待ってほしいという声が上がった。子どもも含めて災害に立ち向かっているときに、引き上げることだけが解決だとは思わない、と言っていた。

親元に帰した方がいい場合もあるだろう。あるいは措置変更が必要なこともあると思う。きちんとしたヒアリングが大切になる。さらに、災害を想定した準備をすることも必要だ。