2024-03-15から1日間の記事一覧

オヤカクと里親

就活で内定を得た学生に、企業が内定の確認のために親に確認を取るオヤカクが広がっているようだ。採用のシーンで方法が急遽変わることがある。10数年前には、それまで履歴書だけだったところにエントリーシートが加わった。志望動機などを詳しく書いてもら…

一時保護に司法審査

25年6月から、児相の一時保護に納得のいかない保護者のために裁判所に一時保護状を請求して行うよう義務付けられる。これは保護の要件を明確にすることでもある。 これに先立って、来年度から、試行的な取り組みとして一時保護に司法審査を取り入れるという…

児相の記録票保存期間の延長

現在の国のルールでは、保存期間は原則25歳までになっている。ところが自治体では、それを超えて保存しているところが多い。 養子縁組では18年の児童福祉法改正で永年保存と決められている。 子どもたちの出自を知る権利から言えば、保存期間の延長はとても…

児相業務のデジタル化

古い話で恐縮だが、里親になりたての25年ほど前、児相を訪問したら郵便物の転記をしていた。なるほど、会社でも昔やっていたな、と思いだした。 いま、児相業務のデジタル化問題が話題になっているという。帰ってきてから報告書を書いたりして忙しいというが…

災害と里子

3.11のときに被災した里親家庭を訪問したことがあった。濡れた畳を通りに運び出している最中だった。児相から預けた子どもを帰してほしい、と言われたという。災害の時こそ子どもが励みになっている、とその里親は話していた。 状況にもよるだろう。預かった…