児童養護施設の子どもたち、スマホ問題

児童養護施設の子どもたちのスマホについて、従来は施設に判断が委ねられ、スマホ使用料をバイトで支払う子どもたちもいた。しかし、学校との連絡でスマホが活用されるなど、いまや必要不可欠のものになりつつある。

厚生労働省は昨年10月にスマホ使用について指針を出していたことが、今ごろになって分かった。

そして今回、スマホ使用料についても行政の負担としていこうとの動きがある。だが、報道ではどうも児童養護施設の話に終始している。

里親家庭だって同様の問題を抱えているはずなのに。もちろん家庭だと行政の判断以前に、必要であればスマホを持たせてはいる。

今後の議論で、措置費に加算する、としているわけだから、当然里親家庭で養育されている子どもについても対象になっていくはずだ。その辺のことが報道からはわからない。

言うまでもないことだが、スマホの使用については、子どもの場合、養育者がみていく必要がある。適正な使用を教えていく必要もある。