読売新聞報道

琉球新報の内容が気になっていたが、他紙にも同様の記事をみると社会的に関心が高まっているな、と感じざるを得ない。

読売新聞の記事は4月2日、三重県の事例を話題にしている。子どもに「施設に帰れ」などと暴言を吐き、結果、子どもの委託解除、里親登録の取消しが行われた。しかし、子どもは児相の誘導尋問でそういったが、事実はないという。子どもは里親の家に戻りたいと言っているという。その後、県の不服審査委員会の結果で、行政手続き上、里親登録を復帰して里親への聴聞を行い、そのうえで、また子どもの発言は信用できるとして里親登録を取り消している、という。

このような動き、私も里親から聞いたことがある。2人の児相職員の家庭訪問があり、一人が里親に話を聞いているあいだに、もう一人が子どもを公園に連れ出し、話を聞いたという。誘導的な質問があれば、子どもも思わず”適切な養育”とは言えない発言をしてしまうおそれがある。