読売新聞報道その後(三重県里親の里親登録取消し問題)

読売大阪の朝刊(12月29日付)で、三重県の里親のことが報じられている。

里親が子どもを虐待し委託解除と里親登録の取り消しを行ったことで、里親は虐待を否定して不服を申し立てていた。

県の行政不服審査会は、里親に弁明の機会を与えず、処分を取り消すよう答申していたもの。県は弁明の機会を与えたうえで1月に再度登録抹消に動くとしている。「施設に帰れ」という暴言については子どももその後否定をしているが、虐待があったのは事実と県は考えているらしい。

行政不服審査会の答申には強制力はないものの、県は審査会の答申を受けて里親を聴聞し、処分の取り消しを行った。そのうえで「手続きに問題はあったが虐待は事実」としていて、再度登録の抹消を進めるという。

里親側は虐待はあってはいけないが、先に結論ありきでなくきちんと話を聞いてほしいとしている。

なお、委託解除の不服申し立ては却下されている。