児童養護施設のスマホ

いまや子どもたちにとってスマートフォンは必需品と言っていいだろう。岡山県の調査だが施設の高校生で99.5%、中学生で75.3%という。

これまで、端末代金や通話料は誰が支払ってきたのだろうか。施設が負担するところもあるが、子どもたちにアルバイトをさせてきたところも多いだろう。

昨年10月に、厚生労働省は、措置費から支払ってもいいとの指針を文書で通知したという。ただし推奨するものではないとして。

里親家庭で子どもへのスマホ購入代金や通話料はどうしているのだろう。曖昧にしている家庭も多いだろうと思う。

この通知は、里親家庭にも準じるものだろうと思うから、アルバイトなどに頼らせるのではなくて、措置費の範囲内としたいものだ。ただ、通話料など、費用がかさむこともある。管理下に置いて使わせる必要があるだろう。

里親家庭のスマホ購入は、実親の許諾を必要とするという問題もある。しかし、授業で使うようなことも出てきているから、スマホ購入について児相と話し合う必要がある。

里親家庭でのスマホの使わせ方など、皆さんのご意見も伺いたいと思う。