里親リクルートについて

新しく発表された福祉行政報告例(平成30年度末)では里親総数が12315。1年の間に新規に認定された里親は1688。取り消しが1093。里親はさまざまな都合で辞めていく人も多い。

これから、社会的養護を家庭養育にしていこうとしても、里親が増えないことには絵に描いた餅。効果的な開拓方法はないものだろうか。とくに子どものことを考えたら、子どもの身近なところに里親を増やしていく必要がある。

今週の日月に開催されたFLECフォーラムで、共同代表の相澤さんが面白いことを言っていた。「民生委員のような法律による里親の確保(義務的配置)をしてはどうか」と。

相澤さんは平成14年の児童福祉法改正に専門官として関わり、里親の最低基準や専門里親、親族里親などを作った人だ。発言の重みを感じる。

そもそも、民生員の目的に里親開拓も書かれている。それを特化しよういうわけ。