フォスターユース・サミットに行ってきた

東京・新宿で開催された第6回ユースサミットに行ってきた。アメリカから二人のユースも来ていて、一つは政策アドボカシーについて話していた。州の法律改正に向けたロビー活動など。郡、市といった地域における政策アドボカシーもやっているとか。そこで、現在措置変更の期間を7日から14日に延長させた、と言っていた。不適切な養育が見つかると即、拉致をするような形で里親から引き離す日本の在り方と大きく違う。アメリカでは里親間の措置変更が多く問題になっている。そこでユースの立場から、急な措置変更は友達に十分な挨拶もできないので措置変更まで一定の期間をとりよう定めたという。もう一人からは、ユース委員会の持ち方についてのレクチャー。

アメリカからのゲストユースは、こうしたユースによる活動をしてきて、自分の声を見つけた、それは発言して現状を変えられる自分の発見でもあったと話す。同時に、コミュニティの感覚も分かってきた、と。仲間や支援者とつながることの重要性みたいなことか。

ユース・ディベロップメントという言葉がよく使われる。社会に出た後も精神的な成長が図られるよう、というような意味らしい。精神的なつながりのパーマネンシーと言ったらいいだろうか。

国内IFCOでは東京、福岡、静岡、関西の4か所でユースの支部が立ち上がっている。

頼もしい動きである。