2019-11-04から1日間の記事一覧

脆弱な家庭が当たり前なのか

続けて読んだ小説が2つとも家庭の危機なのに、それが危機というより日常的なのに少し驚いた。一つは雑誌『すばる』の新人賞をとった「犬のかたちをしているもの」。奥さんが婦人病のためセックスができない。そこに妊娠をした女性があらわれる。旦那の子ど…

フォスターユース・サミットに行ってきた

東京・新宿で開催された第6回ユースサミットに行ってきた。アメリカから二人のユースも来ていて、一つは政策アドボカシーについて話していた。州の法律改正に向けたロビー活動など。郡、市といった地域における政策アドボカシーもやっているとか。そこで、現…

フォスタリング機関が所有する里親

『里親だより』の取材で長野県のうえだみなみ乳児院を訪ねた。こちらのフォスタリング機関は里親開拓の活動をして、希望者がいたら研修後、養育里親として認定されたのち、フォスタリング機関として「フォスターホーム」として認定するのだという。いわば独…

里親会ってなんだ

里親ってなんだ、と考えてきた。役割ではなくて身分的なもの、について。では里親会というのはどう考えたらいいのか。 里親会って3段階に分けて考えることができると思う。 最初の段階は行政が作らせた。とくに児相が必要とした。施設とは連絡が取りやすいが…