里親からの急な別れ

里親から別の里親、あるいは施設に措置変更になる割合は年間5%前後。全部が全部不調というわけではないし、不調という言葉がきちんと定義されているわけでもない。それでも一般的なアンケート調査では30%くらいの里親に不調の経験があるとしている。

不調というより、里親家庭で子どもとの急な分かれを経験した人が集まって話を聞こうと思っている。里親の学校で。保育園や幼稚園から里親に知らせずに直接児童相談所職員が子どもを引き上げていくことがある。まあ、虐待を疑ってのことだろうが。

こうした突然の別れは里親にとってつらい。それ以上に、子どもにとってもつらいことだろう。

里親から措置変更になることについて、最近は肯定的な言説がなされることが多い。そこに我慢しているよりも、人間には相性というものがあるからどんどん変わった方がいい、というのだ。

このテーマの里親の学校、里親は多く集まるだろう。できれば、そうした体験をした当事者の声を聞きたいものだ、と思っている。もし心当たりの方がいたら教えていただきたい。