里親を制度上の呼称に限ってはどうだろうか

「一日里親」が男の子に性的暴行をしたと報じられた。里親が増えなければ、と思っている時に水を差された格好だが、報道によると児童養護施設職員がこの制度を悪用したのだという。
児童福祉法で定められた里親制度以外にあいまいな里親名称が多く存在する。ペットに関する里親は論外だが、こうした季節里親、週末里親などの呼称は正確には「児童家庭生活体験事業」といって、児童養護施設の子どもに家庭生活を知ってもらうための制度で、施設に経費が出て運用されている。呼称を変えるか、制度に組み込むかしてほしいものである。