「家中犯罪」「家中テロ」

アポ電の犯人が捕まった。虐待で子どもが亡くなる事件も相次いでいる。最近の報道を見て感じるのは、「家中犯罪」「家中テロ」とでもいえるような事件。

家はそれでなくても社会から閉じ気味で、アポ電などの事件があると一層家は孤立していくのではないだろうか。

一方、地域福祉は家をどうやって開かせようかという活動のようだ。家はもっとも無防備なところで、社会的には犯罪は減る傾向にあるものの、家の中が犯罪の温床になっているようだ。

最近プリナップ(婚前契約)が増えているのだという。西洋では多いというが、慣れない日本ではヘンなプリナップを聞く。女性の人権侵害のようなプリナップだ。スマホは見せるように、メールはすぐに返事をしろ、人間関係に秘密はもつな、極端なところでは「俺の言うことは絶対命令だ」というのもある。

家の中が病んできたり、もっとも無防備な家に犯罪が起きたり。だからと言って、プライベートな場所に公権力が安易に入ってくるというのも困る。難しい。