11月の子どもに関する新語

11月のマスコミで話題になった新しい言葉を紹介します。毎月やっていきたい。

パパ活
女子高校生が熟年男性と会い食事や買い物をしてもらうもの。バイト感覚で広がっている。犯罪の温床になっている。
<患者家族滞在施設>
小児がんなど病気のために自宅から離れた病院で治療を受ける子どもたちに、病院近くで患者やその家族が安価に宿泊できる施設が広がっている。
<落選狙い>
育休は原則1歳まで。育休延長のためには保育所の入所選考に落選しなければならない。厚生労働省が対策を検討中。
<迷惑施設>
東京・港区や大阪などで児童相談所設置に住民の反対運動が起きている。
<赤ちゃん絵本>
赤ちゃんにむけた絵本が売れている。赤ちゃんの視力は0.02ほど。コントラストのあるはっきりした絵本が売れている。
<友達幻想>
本のタイトル。同質が求められる社会から自由になろうと、発売から10年になる本に火がついた。
<家読(うちどく)>
子どもたちに読書の習慣をつけてもらおうと家庭で本を読む運動が広がっている。
<キッズフリマ>
売り手も買い手も子どもだけのフリーマーケットが人気。モノとお金の大切さを学べると賛同が広がっている。
<ランリュック>
重すぎることが理由でランドセル離れ。体にフィットするリュックが受け入れられている。
<赤ちゃんの駅>
小さな子どもがいても気軽に外出できるよう赤ちゃんの駅(授乳やおむつ替え)が全国に広がっている。
<ママ活>
ツイッター上で女性に経済的援助を呼び掛ける男子高校生がいる。女子高校生のパパ活の変形バージョン。
<子ども死亡登録検証制度>
チャイルド・デス・レビュー(CDR)ともいう。亡くなった子どもの声を聴き、学び、死ぬ蓋然性のない子どもを少しでも減らしていくための知見を集積していくシステムのこと。
<子育て見守りステッカー>
電車内や飲食店で赤ちゃんが泣いている時に、大丈夫、気にしないで、というステッカーが配布された。
<HSC・HSP
ハイリーセンシティブチャイルド、ハイリーセンシティブパーソン。生まれつき周囲の刺激や他人の気持ちにとても敏感な子どもや大人のこと。こうした人たちへの関心が高まっている。発達障害と類似。不登校の相談が多い。