事件 小6女児誘拐

メールでコンタクトし、小6の女の子を誘拐した事件。なんともすっきりしない事件だ。このことによって、子どもへの親の監視は一層強まるものと思われる。ほんらい、親の監視から逃れたところで子どもはしっかり成長すると思うのだが。

それから、里親にとっては、子どものこうした行動はさらに現実性がある。こんな事件に巻き込まれないようにするには、里親は四六時中子どもを監視しなければならないのか。

もうひとつ、犯人の家には女子中学生がいて、親元には帰りたくないということだ。中高生くらいになると養育者から自立したい思いが強くなる。これも里親家庭で起こる可能性がある。

小さな子から大きな子どもまで、安心できる居場所が不足している。