里親支援 フォスタリング機関、明石市・高知県・宮城県の取り組み

フォスタリング機関に関する動きがなかなか見えてこない。
そういうなか、11月23日に「子どもの家庭養育推進官民協議会」の研修会で「これからの社会的養育を考えるシンポジウム」が日本財団で開催された。フォスタリング機関の発表として明石市高知県宮城県の取り組みが発表された。明石市の場合は、家庭養護促進協会が運営を受託して「あかし里親センター」を開設している。高知県の場合、ある乳児院がフォスタリング機関を担っているが、最近言われているような開拓した里親のみをフォスタリング機関の傘下におかない、という点を強調していたように思う。宮城県は施設と里親会が協働して事業を行っている。3ケースともそれぞれ特徴があって面白かった。
官民協議会では行政会員を対象にしたフォスタリング機関に関するアンケートを実施しており、こちらも興味深かった。官民というより、民民の協力のあり方が重要だと感じた。