赤ちゃんの頭のかたち

養育している子どもが発達障害なのではないか、と思う里親が多いように思う。発達障害に限らず、さまざまな点で過剰に考えてしまうのはやむを得ないことなのかも知れない。

現実に、通常の親でも、我が子が発達障害と思うケースが増えているようだ。白黒つくような問題でないことから、拡大解釈するケースが多いのだろう。

近年多くなっているのが、赤ちゃんの頭のかたちの問題だ。頭蓋が柔らかい年代は寝姿勢によって左右非対称になることは考えられる。大きくなれば自然となおるケースが多い。ひどい場合はヘルメット療法というのがあるらしい。ところが、40~60万円もかかるのに保険の対象にはならないという。

発達障害にしても医療の必要な場合とそうでない場合が考えられる。頭のかたちも同じだろう。しかしほんとうに医療の必要な場合なら保険の対象にすべきだろうと思う。