援助照会の見直し

生活保護の申請を阻む最大の壁が家族に援助が可能かどうかを問い合わせる扶養照会。法律上、扶養は生活保護に優先するが、扶養を受けられるかどうかは保護の要否に影響しないものとされている。厚労省は援助が期待できないと判断する場合の具体例を整理して通知した。ところがなかなか徹底されていないようだ。

要保護児童が成人した場合、実親の生活保護で、援助者とみなされる場合があり注意が必要だ。これが子どもたちの自立を阻むケースが見られる。