携帯用の里親登録証について国の動きがあった。
それで思い出すのだが、都道府県の里親制度の取り組みと届出用紙などを入れた里親ガイドブックを幾つかの都道府県が作っている。東京都や北海道のは充実しているが、もっと簡単なものを作っている都道府県もある。しかし、作っていない都道府県に働きかけても、なかなか重い腰をあげようとしない。
里親支援機関などのある都道府県では、支援機関としてもほしいだろうし、里親にしても、申請しなければでない措置費などの手続き方法がぜひとも必要だ。必要な時に児相の職員が教えてくれるといっても、職員ですら分からない場合も多い。
里親ガイドブックをぜひ都道府県（市）ごとに作ってほしいものだ。国で作ればいいではないか、という声が聞こえてきそうだが、里親制度の細部は都道府県（市）ごとに違っている。
