アロマンティック、アセクシュアルなど

LGBTの人たちと活動をともにしてきた。もちろん、里親登録したいというようなLGBTの人たちもいた。

最近言われているのは、アロマンティックやアセクシャルという言葉。他者に恋愛感情を抱かないのがアロマンティック、他者に性的関心を抱かないのがアセクシャルLGBTよりも少数だと言うことだが、里親の元にやってくる子どもにいないとは言えない。

先にあげたLBGTの人たちとの交流は勉強になった。彼、彼女らの両親に参加してもらうこともあった。レズビアンを母に打ち明けたにも関わらず、母がブラジャーを買ってきたりして困っていると話す人もいた。

バイセクシャルの人は、同性愛も異性愛も可能。その人はつくづくという感じで言ったものだ。要領がいいと思われがちなんだよね、と。

ところで、LGBTの人が里親になることに対して、「子どもの性の決定に混乱が生じてしまうので私は反対だ」という人がいた。大学の名誉教授の人で、それを彼らに話したら、異性愛の人たちの養育する子どもにLGBTになる人もいるわけで、そういうことに意味はないと軽く言われた。

最近では、LBGTのようにはっきりしていなくて、色彩のグラデーションのようになっているらしい。ひとり一人、個人にもこの問題はあると言うことだ。