デイキャンプ実施の思い出

もう10年以上になるだろうか。東洋大学社会福祉学科、森田ゼミの皆さんを中心に、里親家庭の子どもたちと交流会をやっている。

学生たちが貸し切りバスでやって来てくれる。

キャンプ場を借りて、コロナ前はカレーをつくってみんなで食べた。子どもたちと里親も一緒。

コロナのこの頃はコンビニのパンなどだが、交流は続いている。

それまで5月にやってきたが、一昨年と去年は11月に開催。

去年、また今年もやるよと里親家庭に案内したら、〇〇さんは来るのかなあと子どもが言ったとか。1年前のことなのに、自分を担当してくれた学生の名前を憶えていたという。不思議なことだが、子どもにとって里親と学生のどちらかを取るかと言ったら学生なのだ。子どもにとって里親は、いいことばかりとは限らない。早く起きろ、とかお風呂にはいれとか、もう寝る時間、と日常を管理する人でもある。

それに比べて学生は楽しく遊んでくれる。その間、里親同士は情報交換の時間となるわけだが、1年も前の学生の名前を憶えていたとは。