兵庫県明石市の児童相談所では、子どもが望むならば親と毎日でも面会可能なようにする、と今日の朝日新聞。
背景には、乳児が虐待を疑われて1年半も保護されていたが、裁判所から「虐待と認めるに足らない」という判断がでたことだろう。
明石市の児童相談所、私も昨年見学した。一時保護所はそれぞれ個室で、人の集まるところにはコタツがあった。多くの一時保護所とは違っていた。
多くの一時保護所では通学もできないが、通学も可能にしたという。
多くの点で新しい試みを行うようだ。
一般の人にとって、児童相談所にどんなイメージをもつだろうか。少なくとも、実際に訪問して具体的なイメージをもっている人は少ないだろう。だから、明石児相のように、話題となるようなことを行い、住民に関心を持ってもらうことだろう。
一般には、それと反対のことが行われている。個人情報保護を盾にとって、児相訪問ができないようになっている。
開かれた児相づくりをやっていってほしいものだ。