一時保護から措置児童とならず家庭に戻るケースがあるのは承知しているが、家庭に戻らず、自立援助ホームで暮らす子どもたちが相当数いる、ということを知った。
日本は他の先進国に比べて措置児童の割合が低い。そのことについて決して悪いとは言えないが、本来措置児童になるべき子どもが、親元に返らず、自立援助ホームで暮らしているというのは、ちょっと解せない。
自立援助ホームで暮らす子どもはアルバイトなどをしなければならず、そのお金の一部を自立援助ホームに納めなければならない。そうした、数字に反映されない子どもがいるということについて、どう考えたらいいのだろう。