今年3月、㈱政策基礎研究所から「里親養育における親子関係調整及び家族再統合支援のあり方に関する調査研究」報告書がでた。
https://www.mhlw.go.jp/content/000629052.pdf
これまでの児相の考え方は、地域によっても異なるが、措置解除後は里親は手を出さないでほしい、というスタンスだった。ところが児童福祉法の改正で、里親も親子の再統合に協力するようにと定められた。
どんなことになるやら。
5月20日発行の『里親だより』(124号)で、アメリカでの「里親と実親の交流」についてIFCA代表の粟津さんにインタビューした。結論的には、里親への子ども委託時から実親とコンタクトをとることが望ましい、という感じだった。
しかし里親は養育で手一杯になることも多いわけだから、里親支援機関のフォローが重要になる。
方向としては賛成だが、子どもや実親の再統合支援については多くの課題があるように感じられる。