里親認定時の収入チェック

偶数月の15日のスーパーなどの客数や売り上げが給料日を超えているのだという。それだけ年金生活者が多くなったということだろう。

ところで、里親認定に当たって、収入額を申し出る仕組みがある。もちろん生活困窮者では養育は難しいので、そのあたりをチェックしたいということだろう。でも、収入額だけで暮らしぶりが分かるのだろうか。年金生活者、退職金で生活している人もいるだろう。資産をもっている人だっている。きちんとしたチェックをしないで名目だけで認定していていいのだろうか。

認定は甘く、委託時に厳しく、ということだろうか。そういえば思いあたることがある。認定里親に占める委託里親の数が少ないこと。認定されたら誰だって子どもが委託されることを期待するはず。しかし現実はそうなっていない。

まずは大雑把に認定しておいて、委託時に厳重に里親を審査する、そんな感じだ。ただ、これからは社会的養護の軸足を施設ではなく里親にしようとしているわけだから、もっときちんと認定前に審査すべきではないだろうか。収入に関していうなら資産などもチェックして、生活の裏付けをとるべきだろう。