里親と資格

このところ里親とはなんだろう、という書き込みをしてきた。まあ、単なるボランティア。仕事ではない。ということは、事故が起きても保障はない。不適切な養育ということで辞めていく里親も多い。ボランティアだから国家資格からも縁遠い。国家資格を与えられたらやりがいがある、というものでもないが、周囲のなかで里親の位置が低下してしまっているようで少し寂しい。

厚生労働省は8月7日に開かれた社会的養育専門委員会に、新しいワーキングチームの設置を提案して了承された。子ども分野の新たな国家資格のあり方や資質の向上がテーマ。
すでにある社会福祉士会や日本精神保健福祉士協会などは既にある資格者のレベルアップを図った方がいい、など反対を表明している。
新資格の範囲については児童相談所だけでなく、市町村総合支援拠点、里親支援機関、児童養護施設乳児院児童家庭支援センターなどで働く職員が対象となり、里親自体は対象外。
やっぱり、という感じか。里親は職員ではないということで除外される。