里親保障2

なにげなく友人の言った里親に関する物言いが気になっている。

里親の身分といったら大げさだが、役割に対する保障というのはあるのだろうか。こんなことを書き出すと里親になる人はいなくなるのかとも思うが、やはり大事なことだ。

もちろん子どもが大事だ。それに比べると、里親の身分保障なんてゴミみたいなものかも知れない。だれもあまり考えない。考えたがらない。だけど子どもの養育を保障するためには、里親の役割もしっかりしていてほしい。

里親になって、あまりにもひどい児相の「しうち」に里親をやめる人は多い。不適切な養育だったり、虐待を疑われたリ。注意で済むところが、措置解除。しかも幼稚園や学校から連れて行く。そうなると再び子どもが委託されることないだろうとやめていくのだ。かなり社会問題になった施設の虐待でも施設が取り消しになった話は聞かない。

さて、身分の第一。社員やパートであれば労働基準法で守られる。業務請負だって法律がある。だから施設職員には労働者性がある。

里親は好きで行う単なるボランティアなんだろうか。研修を受けて(しかもその交通費も出なくて)県知事の名において認定される。ただ、子どもや赤ちゃんを養育して、事故がないとは言えない。命を預かっていると言ってもいい。事故があったときに施設と里親で行政の対応はどう異なるのか、次回書いていきたい。