外国籍の社会的養護児童の把握を

前にも書いたが、外国籍の社会的養護児童が本当に多い、と感じている。にもかかわらず、実態がつかめていない。統計データもとられていない。

今月から外国人材の受け入れが始まった。労働者として受け入れるとしても、生活者としての視点が必要ないわけではない。さらに姿を消す外国人労働者も問題になっている。

就学年齢になりながら、外国国籍の子どもは義務教育の対象になっていないから、幼稚園に通い続けている。そうしたことが何年も続けられるのだろうか。

外国籍の子どもを里親が預かると、日常生活上のさまざまな問題が出る。就学上の問題、言葉の問題、入管関連の問題。社会的養護に入る子どもはまだいいのかも知れない。

こうした問題が社会不安にならないようにしてほしいものだ。まずは急ぎ実態把握を。