こども表記

こども表記については、「子供」「子ども」「こども」と複数の表記があるが、来春設立が予定されているこども家庭庁の準備室は、他の省庁に依頼文を出したという。依頼文では、こども基本法の理念を浸透させるため行政文書は「こども」を用いるよう呼びかけている。

このブログでは「子ども」を使用するようにしている。差別的な意味ではないのだろうが「子供」という供にはお供をするというような、追従する意味が含まれているように思う。だがこどもだと、ひらがなの多い文章のなかで読みづらさが目立ってしまう。

子どもの権利条約を日本が批准した時、厚生省は「今後表記については「子供」以外に「子ども」表記を使ってもいい」という通知文を出した。

ところで数年前だが、都議会では「なぜ子供という漢字があるのに使わないのか」という議論があって、表記を「子供」に決めたという。東京都在住の里親から聞いた。

なかなか統一が難しいようだ。