里親委託解除は憲法違反か(千葉県市川市)

毎日新聞の地方版(7月29日)に「里親委託解除は憲法に違反」しているとして千葉県市川の里親夫婦が県を提訴したとの記事。地方版では読めない、という人もいると思いここで紹介する。

子どもの前で口論したことを理由に県が里親委託を解除したのは、幸福追求権を定めた憲法に違反する、として市川在住の40代里親夫婦が28日に、県を相手取り千葉地裁に訴訟を起こした、というもの。訴状では、夫婦は2014年11月に生後数か月の女児の里親となった。19年5月に夫婦で口論になり警察を呼んだ。警察は心理的虐待にあたるとして児童相談所に通告。児相は19年7月に委託を解除した、というもの。

妻の言い分としては、里親になった後、双極性障害を発症しており、口論には精神疾患の影響があったとしている。夫は医師に来てもらうよう依頼したが応じてもらえなかった。医師の助言によってやむを得ず警察に通報した、というもの。

里親のトラブルは各地で起きているとうわさに聞く。内容は多岐にわたっていて、なかなか実際のところはわからない。地方版に掲載したものなど教えていただけると幸い。