里親に委託される子どもで外国にルーツをもつ者がどの位いるか調べてほしいと厚生労働省に要望したことがあるが、そうした動きはない。実感レベルでいえば、かなり多いように感じている。
新聞報道でも、国内に日本語指導の必要な子どもが5万にのぼるとの記事があった。最近、各地の大学で、在籍する留学生がそうした子どもの支援にのりだす動きがあるという。
生活上の言葉は使えても、算数や化学などの用語は難しい。その地域から来ている留学生に出会えると、それだけでも心強いが、勉強をみてもらえたらとてもありがたい。
外国にルーツを持つ子どもを養育している里親としては近隣の大学などに問い合わせてみてはどうだろう。