児童虐待自動判定システム

警察庁は子どもの虐待件数を発表した。10万8000人を超える。

以前は、警察からの虐待件数の発表はなくて、児相のみだった。時代は変わるものである。警察庁は、新しく、児童虐待判定システムを導入したという。端末にチェック項目を入力、判定に基づいて対応する仕組みらしい。

児相でも、AIによるシステムを導入したというが、職員によってぶれないよう、項目ごとのヒアリングによって判定するようなことはやってほしいものだ。

児相が忙しいというのは分かっているが、なにかを導入して問題を解決した、というような話は少ない。古い方法に縛られているように感じられることもある。

最近の話ではないが、児相に行ったら郵便物をいちいちノートに書きうつしている光景に出会った。そんなことが必要だろうか。必要ならもっと合理的な方法があるのではないか。

実は、新しい会社を興した50年ほど前、やはり手紙類を転記させていたことがある。しかし、すぐやめてしまった。

新しいことにどんどん取り組む児相であってほしいものだ。