里親への一時保護

一時保護はまだ措置児童になっていないが、暮らす場所としては里親家庭がいいと思っている。でも、脱施設化のために一時保護は里親家庭で、という声は上がっていない。一時保護所が満杯だからなんとかお願いしたい、という感じだ。

乳児院児童養護施設だと、感染性の病気をもっている子どもに来られると、他の子どもにうつる場合があると敬遠するところも多い。

里親に一時保護をたのむ場合、打診をしてOKだった里親に連続話の行くことが多い。打診してみると、急に連続で預かることは難しいという里親が多く、OKしてくれる里親は貴重だと言うことになる。

以前、里親になった人の式があったので行ってみた。急遽アンケートを取っていて「あなたは一時保護で子どもを養育できますか」というものだった。里親になりたての人に急遽アンケートをするのはどうかな、と感じた。けっこう無理をして〇をつけているのではないか。

また、一時保護の説明をきちんとすべきだろう。養育に専念できることが求められている。どこかに連れ出すことも望ましくない。期間も定かでない場合が多い。来た子どもが健康を害していることも多く、感染性の病気をもっていることもある。児相としては実親との関係解決を重視しており、一時保護は二の次になっている場合も多くみられる。