塩崎恭久議員が次回の立候補をしない

古い話になるが平成27年の9月、子どもの家庭福祉に関する審議会がもたれた。十分な説明もなしにこの審議会の委員になった。第一回目の会合の冒頭、塩崎大臣があいさつにきた。児童福祉法を抜本的に変えたいので、検討してもらいたい。期間は12月まで。

開催が9月だったから、ずいぶん乱暴なことを言うな、との気持ちだった。

また、通常、審議会は厚生労働省が担当して開催するものだが、なんと塩崎大臣の私的な審議会だった。

週1ペースで開催し、12月までに報告書(答申)が完成した。が、国会にかけられるのか、怪しげな雲行き。ぎりぎりで新しい児童福祉法は成立して、成立前日には私も参考人として国会で話をした。

そんなことを思い出したのは、塩崎元厚労大臣が今期を最後に議員をやめるとの報道があったから。

考えてみれば、今日でも議連が開催されていて、児童福祉法関連の成り行きは厚生労働省から議連マターになってなっている。

そういう意味で、塩崎元厚労大臣の実績(功績)は大きい。