性のスペクトラム

セクシャルマイノリティの皆さんとお会いする機会は多い。子どもを預かりたい、里親になりたいという方が多いからだ。

セクシャルマイノリティという考えが一般的だ。日本では約7%。ところがアメリカだと倍の14%くらい。性というのは男と女、そしてマイノリティの人がいる、というわけではない、というTV番組を昨日見た。

スペクトラムになっているというのだ。里親をやっていると、子どもの発達障害自閉症スペクトラムを話題にすることは多い。が、性にもそうした多様性の構造があるというのだ。

外性器にも多様性がある。自分の子どもだと隠したり手術したりするが、自分の子どもではなく預かると、そうしたことで驚くのではないだろうか。

精神的なことでも同様のことが言える。妙に男っぽい女の子だとか、女っぽい男の子だとか。そういう時、性もスペクトラムなのだと思えば悩まずに済む。

それにしても、既成の概念ではなかなかついていけない。