里親家庭が望む里親支援とは

里親支援のブログを見ていると、各地でプロポーザルの結果OKとなり受託になった、といった書き込みが増えている。我がNPO、残念ながら4月からの里親支援は県の競争入札に残らなかった。数年間委託されてきたので、残念というしかない。それで思ったのだが、委託事業として行う里親家庭の支援はほんとうに里親家庭のためになっていたのだろうか、ということ。まあ、都合のいい書き込みではある。
平成20年の児童福祉法改正で、初めて里親支援がうたわれた。それならと里親が中心になってNPOを立ち上げた。だが、近年のフォスタリング機関構想など、里親支援の枠を超えている。フォスタリング機関を日本語で「包括的里親支援」としているが、果たしてそうだろうか。里親に一度でもどのような支援をしてほしいか聞いたことがあっただろうか。

足元を見直す機会と考えたい。