はあとポート

4月に開設される江戸川区児童相談所の愛称が「はあとポート」と決まった。この児童相談所には地域住民との交流スペースも作られるという。

児童相談所が愛称をつくって、地域住民に受け入れられようとする姿勢を歓迎する。多くの地域で新規に児童相談所を作る動きがあるが、旧来の域を出ない児童相談所はいらない気がする。

まず、土日にも開くべきだろう。そして深刻な事案が持ち込まれるからと、閉じよう閉じようとする姿勢に反対だ。閉じるべき部分も必要かもしれないが、全体としては開かれた児童相談所であるべきだろう。

里親会の活動ですら児童相談所から締め出そうという動きもある。里親以外の人も来る会合だったら会場として貸さない、というところもある。

そういう姿勢に疑いをもたない職員も多い。最近、深夜に訪れた子どもを追い返した児相もあった。地域住民のよりどころとなる児童相談所を目指してほしいものだ。