里親 川柳

仙台開催の予定だった里親全国大会は台風で中止になった。会場で発表しようとしたものに、里親から公募した川柳があった。参加者に楽しんでもらうためのアイデアだったのだろう。

そのことに反対するものではないが、川柳を作ろうとすると、子どもの行動を揶揄するようなこともおきるだろう。子どもの暮らしは、一生懸命のものである。新しい暮らしに適応しようと毎日努力をしている。以前の暮らしをどう自分のなかで整理するか、というのも課題。

養育者が、そうした子どもの一生懸命さに向き合わずに、川柳を詠んで笑いをとろうというのは個人的に好きではない。