「最低基準ノート」なんてどうでしょう

「里親が行う養育に関する最低基準」、読んだことがないか記憶の外にあるのではないか。しっかり解説をして、「子どもの権利ノート」のように分かりやすい小冊子にしてはどうだろうか。

条文でいうよりももっと分かりやすく。たとえば子と親の秘密を守るように、というならどんなことが秘密で、それは誰にも言えないことなのか守秘義務を負った学校の先生や警察、弁護士には話してもいいのか、など。子どもの苦情を聞くようにと書いてあるが、聞いた結果どうしたらいいのか、子どもの意見を聞く仕組みやその代弁機能としてのアドボカシーの在り方など。ケースアドボカシーだけでなくシステムアドボカシーについても。

児童福祉法が改正されて、子どもの権利条約が理念となったわけだから、権利の主体としての子どもをどう養育したらいいのか、しつけと称した体罰の防止も分かりやすく書くべきだろう。