応援ミーティング

千葉県の応援ミーティングについて他県の人に話したらしきりに感心していたので、ここに書いておきたい。

千葉県では、里親に子どもを新規委託する際、市町村の子育て支援課の職員や保健師などに里親を紹介するミーティングを開催する。もちろん児相職員も立ち会う。里親支援機関も。これまで養育していた乳児院やファミリーホームの担当者も立ち会うことがある。

市の職員は幼稚園や保育園の空き状況を調べてきてくれたりする。保健師は予似防注射の引継ぎなどの情報など。浦安市の応援ミーティングで驚いたのは、赤ちゃんと養育者が孤立しないよう、一日親子でバスに乗れる。他の親子と友達になることもできる。何度利用してもいいという。

以前虐待されていた子どもが保護された時、近所の人はよかったよかった、というだけ。市の職員に、子どもはどこに行ったの、と聞いたら、県の子どもになったから分からない、と言っていた。そういうことなら、里親に来る県の子どもについても分からないということになるだろう。

里親のもとに来る子どもについて、地域社会がきちんと受け入れてくれることがとても大事だと思う。