体罰を受けた人の意識変化

体罰をうけた子どもたちは自己否定的な思いを味わう。ところが、20歳を過ぎた頃から、それは自分がわるいことをしたからで、養育者の愛情が体罰となってあらわれたと自己解釈していく。これは想像だが、そうしないと否定的な感情の処理ができないので無理にでも自分を受け入れるために解釈を変えていくのではないか。
非常に問題なのは、子育てに入る時期になってこの問題がまた体罰容認へとぶれてしまうことだ。このメカニズムが世代を超えて体罰が続いていくことへとつながってしまう。