『救いの森』読後感1

先に紹介した『救いの森』は4話構成。2話ほど読んだ。児童相談所の他に児童保護署がある。やっぱり逮捕権のある署だろうと私も以前から思っていた。警察署や労働基準監督署みたいに。現実に、そのくらいの強権を使ってもいる。

子どもたちはライフバンドをつけていて、命の危機を感じたらそれで児童救命士に伝える。これも納得できる。

でも「国家保護施設」はいただけない。フィクションに対してむきになることもないが、親から離れて暮らすことになった子どもの入る施設だ。向上心のある子どもには国費でさまざまな特典が与えられる、としている。

この後、きちんとした説明があるのかも知れないが、保護された子どもに対する考えが雑。