就活に代理人制度、里親家庭にも

就活中の大学生一人ひとりに専任のアドバイザーが付く、就職エージェントが広がっているという。少し問題なのは、学生から費用を徴収せず企業からの収入で賄っているあたり。いいように丸め込まれてしまうおそれがある。

でも代理人制度はいいと思う。要保護児童への代理人制度ができないものかと思っている。児相にも養育者にも話せないことを言える環境が必要だ。〇〇県アドボカシーセンターみたいなイメージで、しっかり子どもの声に耳を傾ける。

先にも書いたが、改正児童福祉法の2条では子どもの声を聞くようにと書いてある。意見表明権。しかしその環境がない。一応自治体の役割になっているが、中央(国)に権利擁護の仕組みが作られるべきだろう。そして、自治体レベルではそれを担保する意味で子どもの代理人制度を作るべきだ。

里親家庭の子どもの場合、うっかり児相に言おうものなら措置解除もあり得る。その必要がなくても。で、里親にも分かってもらえない場合、どうしたらいいんだろう。今やスマホ時代になっていて、電話で外部に声を上げることも難しい。

就活代理人があるなら、子ども代理人だってつくれるはず。