児相の里親対応に心配

新規登録の里親に、一時保護を受けるように承諾書を書いてもらっている児童相談所があると書いたら、うちの管轄では児童手当の通帳を確認する念書を書くように要求された、という地域が複数ありました。要は、児童手当は使わないように、ということのようです。

ところが、地域によっては児童手当を、養育費でまかなえない経費については使っている、というところもありました。私も、児童手当は子どものことに使うのなら、措置費以外のことで、なおかつ子どもの了解が得られるなら、使ってもいいという考えです。

留学とか、高額の楽器を買う、特殊な習い事など。旅行の経費だっていいと思います(修学旅行は措置費に含まれている)。むしろ、児童手当というのはそういうためにあるのでしょう。

それから、ある児相では、里親の面談の時に、録音や映像をとらないように、ということを言われたということです。理不尽なことを言われた時のために、私はやってもいいと思っています。公務員を守るために里親や子どもが切り捨てられるようなことはあってはならないでしょう。警察の取り調べですらビデオをとる時代に、それをやるなというのは開かれた対応とは思えません。

コロナで情報が流通しにくい時に、なんか改悪みたいな動きがあるのは心配ですね。あまり言いたくないのですが、ひどい対応をするようなら、厚生労働省に確認を取るべきでしょう。そして、厚生労働省も発言できない場合(たとえば地方自治法によって制度の運用は自治体に任せる)、総務省に言うべきでしょうね。

里親制度のなかで措置延長がありますが、それをしない都道府県があったときに、総務省が調査に乗り出したことがあります。地方自治法が優先する問題でも、子どもの権利を侵害するような事案については、里親も声を上げるべきです。

承諾書や念書を書いている里親、できれば現状を教えていただけますか。このブログのコメント欄では気がひけるという場合は私宛のメールでお願いします。なおそれをブログで紹介する場合は、ご本人の了解をいただきます。

fosterfamily926@gmail.com