誕生日寄付

日本フィランソロピー協会がユニークな子ども支援を始める。自分の誕生日を記念して寄付をしようというもの。登録者にメールで知らせて、誕生日に寄付を仰ぐ。①虐待を受けた子どもらの支援、②義務教育を受けられなかった人の学び直しなどへの支援、③いじめなどの被害を受ける外国人への支援――の3つの分類から寄付先を選べる。それぞれのカテゴリーで年間300万円が目標だという。

命を受けた誕生日。産んだ女性は母親になった誕生日。毎年やってくる。ケーキを食べるのもいいが、生きずらい思いをしている子どもたちに思いを馳せてみるのも大事なことだろう。

里親になってほしい、という直接的なお願いだけでなく、こんな支援の輪が広がっていくのもいいと思う。