子どもの意見聴取、義務に

厚生労働省の子どもの権利擁護に関するワーキングチームで、虐待を受けたり親元で暮らせなくなった子どもたちに、当事者の声を聴く「子どもアドボカシー」に関する提言が大筋でまとまったという。

児相の行う一時保護や委託の決定に際して、子どもの意見を聴くことを児童福祉法で義務化する。意見表明指導員(アドボケイト)の配置についても。

28年の児童福祉法改正で子どもの権利が第1条でうたわれたが、それをどう担保するか、当事者の声を義務付けるのは第一歩としてとても大事なことだと思う。